2020/09/28

サワッディーカー
8月1日〜3日は久しぶりに通訳の仕事に行ってきました。私の仕事はコーディネート通訳が多いんですが、通訳だけの仕事はあまりありません。しかも、ビジネス商談での通訳がほとんどで、工場での通訳は経験が浅いですね。工場通訳は専門用語が多いので、その分野についてある程度知識がないと難しいです。
ちなみに、コーディネート通訳というのは簡単にいうと「コーディネート+通訳+アフターフォロー」のことです。もっと具体的にいうと、情報収集して、アポイントを取り、商談をし、アフターフォローをし、最後まで面倒をみるような仕事でしょうか。結構大変ですが、私はどちらかというと通訳だけというより、コーディネート通訳のほうが好きです。
しかし、通訳だけの仕事も時々頼まれますが、その場合、内容をみて自分自身が引き受けるか、別の通訳さんを紹介するか決めます。元々会社で通訳の派遣は業務として行っていないので、別の通訳さんを紹介する時は基本的に仲介せず直接やりとりしてもらいます。
今回は工場での通訳でした。自動車組立工場とそのサプライヤー工場にはじめて見学させていただきました。通訳のほうはなんとか乗り越えることができましたが、今回の仕事を通して自動車ができるまでの行程を近くでみることができました。工場の中にたくさんの技術や知恵が詰まっているんだなと思いました。
1台の車は何万もの部品から構成されていると聞きました。1台造るのに、大規模な「ヒト・モノ・カネ・情報」が動きます。たくさんのサプライヤー会社と連携を組んで、人・品質・納期など管理をしなければいけません。その中で私が一番興味があったのは、工場内の日本人管理者とタイ人従業員の人間関係でした。良い関係を作れるか作れないかで、会社に大きな影響を及ぼすといっても過言ではありません。職場環境、相互理解、コミュニケーション、折り合いははやり大事ですね!
バンコクは車が多くて、渋滞もひどいです。車は当たり前のように毎日乗っていますが、工場に行ってからは車への見方が変わりました!